先ほどAFPにて、世界保健機関(WHO)が
現在世界的に流行中の「サル痘」の名称を変更する
ことが公表されました。
その理由が、感染拡大にはほぼ無関係のサルに汚名を着せないため
という風に報じられていましたが一体何が起こっているのでしょうか?
その理由を詳しく調べて見ると、サル痘の名称変更には
非常に悲しい背景があったことがわかりました。
今回は、サル痘の名称変更の経緯について
まとめていきたいと思います。
WHOがサル痘の名称を変更!
現在、世界中で感染が急拡大しているサル痘。
新型コロナウイルスに続いて大きな社会的な混乱が
起こる可能性があると危惧されていますね。
現在は、3万1000人を超す感染者と12人の死者が出ている
と報告されており、日本でも感染者が出ているので
これから不安になってしまいます。
そんなサル痘ですが、16日にWHOが
「サル痘」という名称を変更すると公表しました。
しかも、名称は公募になるということ!
病気の名前を公募で決めるというのはあまり
聞き馴染みがない話ですよね。
サル痘の名称を変える理由が悲しすぎた
サル痘の名称変更に至った理由は
感染にほぼ関係のないサルに汚名を着せないためだそうです。
名前に「サル」という名前が入っているのに
感染とは関係がないというのは不思議ですよね…
報道を詳しく見てみると
サル痘という名称は、デンマークで研究用に飼育されていたサルから1958年にウイルスが検出されたことに由来しているが、他の動物にも感染し、特に多いのはげっ歯類とされる。
ヤフーニュース
ということらしいのです。
つまり、サル痘の由来はサルから見つかったからではあるけど
他の動物の方がサルよりもサル痘に感染しているということですね。
なんというか、非常にややこしい話になっています。
また、最近の感染拡大の原因は人間同士の濃厚接触が原因で
サルは全く関係がないそうです。
また、サル痘の名称を変える大きな理由として
ブラジルでサルが暴行を受ける事件が報告されている
ということもあげられているそうです。
恐らく「サル」という名前が入っているという
単純な理由で槍玉に挙げられているのでしょう。
この報告を知った一部のTwitterユーザーからは
・サルがかわいそうといった同情の声
・えぇ…といった呆れた声
が見かけられました。
確かに、鳥インフルエンザも「鳥」と名前が入っているので
冬になるとあまり鳥に近づきたくないなーといった
気持ちになるのは少しわかります。
しかし、暴行するまで責めてたてるのは少し
違うのではないかと疑問に思ってしまいますね。
日本とブラジルの国民性の違いなのでしょうか?
ただ、サルに暴行したブラジル人は一部であり
全員がこのようなことをしている訳ではないと思いますが…
まとめ
今回は、サル痘の名称変更の理由について
見ていきました。
名前のせいで責められているサルが
かわいそうに思えてしまいますね。
このような背景があるからこそ早く
名称を変えて頂きたい物ですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。