12月1日に放送された「めざまし8」で紹介された
薬局で買える肥満改善薬「アライ」の効果が話題になっています。
肥満を抑制する薬は今まで医師の処方箋がないともらえなかったので
ダイエットで悩んでいる方には朗報ですね!
しかし、副作用も非常に強烈で「バラムツみたい」とネット上で大きく注目されています。
今回は肥満改善薬「アライ」の効果や気になる副作用について調べました!
肥満改善薬「アライ」が薬局で買えるように!
11月末に大正製薬で製造された脂質吸収抑制薬の「アライ(一般名:オルリスタット)」
要指導医薬品として承認されました。
要指導医薬品とは、処方箋を必要とせず購入できますが、
薬剤師が対面で情報提供する必要がある医薬品のことを指します。
そのためインターネットで購入することはできません。
しかし、脂質の吸収を抑える薬は市販では売っていなかったので
内臓脂肪を気にしている方には朗報なのではないでしょうか。
この「アライ」の効果は、
- 腹部が太めな方の内臓脂肪および腹囲の減少
とされていて、生活習慣改善の補助的な効果があるようです。
ちなみに対象となる人は、「腹囲(へその高さ)で男性85cm以上、女性90cm以上」
という基準が決まっています。
しかし、副作用も強烈なものとなっていて
- 下痢
- 軟便
- 油を伴う放屁
の3つがあることを「めざまし8」では紹介されていました。
肥満症の専門家で医師の砂山聡氏は番組内で、
脂肪分を伴う下痢は必ずあると言ってよいと話されています。
ただ、他に大きな副作用はないと答えていました。
お腹の調子が悪くなってしまうことには注意しなければいけませんね。
肥満改善薬がバラムツに似ていると話題!
市販で買える肥満改善薬「アライ」がテレビで紹介された直後
Twitterでは「肥満改善薬」がトレンド入りしました。
しかし、話題の中心は薬の効能ではなく副作用の「油を伴う放屁」が
「バラムツ」と似ているということでした。
一体「バラムツ」というのは何なのでしょうか?
美味しいけど危険なバラムツ
バラムツとは数百メートル深くの海に生息する深海魚で
主に本州中部以南の太平洋に広く分布するとされています。
名前の由来は、バラの様なトゲ状の固いうろこを持っていることからだそうで
素手で触れると裂傷を負ってしまうほど。
外見も危険な魚ですが、中身もかなり危険なことが知られています。
なぜバラムツが危険と言われているのか。
それはバラムツの体内には大量の油が含まれているからです。
その体脂肪率は20%と言われていてかなり多くの脂肪分があることがわかります。
それだけではなくバラムツの体内にある脂肪の主成分は
「ワックスエステル」というろうそくと同じ成分でできているのです!
人間の体内では消火することができずそのまま体外へ放出されてしまいます。
しかも便意が現われないのでそのまま流れ出てしまうこともあるそうです。
そしてバラムツの厄介な所は油がのっているのでとても美味しいという点。
何も知らない人が美味しいからといってバラムツを食べ過ぎた結果
大惨事になってしまったという話もあるほどです。
この凶悪な作用からバラムツは厚生労働省から販売が禁止されていて
スーパーなどでは買うことができない魚になっています。
ただ、その美味しさから自分で釣る人もいるようですが
二切れまでと量を自制するのが望ましいとされています。
まさに魔性の魚ですね・・・
脂肪改善薬とバラムツの副作用が似ている!
先ほど紹介した脂肪改善薬とバラムツの副作用を振り返って見ると
かなり似ているのがわかるかと思います。
どちらも脂肪が大量に体から出されるので同じような効果になるのは
納得がいきますよね。
まとめ
今回は今話題になっている脂肪改善薬「アライ」の副作用についてまとめました。
非常に効果がありそうな薬で市販ということもあり期待が持てるのですが
副作用には十分注意したいところですね。